遊戯王カードでの思い出。
僕が小学生の頃に爆発的に流行ったのが遊戯王カードである。
ご存知の通り今でも尚、多くのファンがいるカードゲームである。
モンスターのデザインの秀逸さときたら小学生の心を
ガッシリと掴んで離さないものであった。
僕の1番のお気に入りは
ブラック・マジシャンだったのですが、
これがもうハイパーかっちょいい。
まぁこんなかっこいいカードゲームが流行らないわけないのですが、
小学生の僕たちにはルールが少し難し過ぎた。
というか僕を含めた周りのキッズたちがアホだった可能性もある。
当時はインターネットなど高度な技術はキッズの間ではまだまだ普及していなかった。
なのでルールなどは自分たちで試行錯誤しながら構築していくしかなかったのだ。
(今思えば調べる方法などたくさんあった)
そしてゆるゆるなローカルルール満載の状態でデュエルしていた僕たちであったが、
当時の最強のカードを今でも覚えている。
サイクロンである。
効果:フィールドの魔法・罠カードを1枚を対象として発動できる。そのカードを破壊する。
当時のローカルルールに従えば、相手が魔法・罠カードを発動した瞬間に
その効果を無効化し、破壊することができたのだ!!
しかもいかなるタイミングでも発動できたのでとても重宝するカードだったのである。
(実際は、カードの効果を無効化することはできず、フィールドにある魔法・罠カードを破壊するだけなのである!)
なのでこんなことも当然起こりうる。
僕「融合発動!これでモンスターを融合して最強のモンス」
敵キッズ「サイクロン発動!残念!融合は無効ですwwwww」
僕「甘いぜ!サイクロン発動!貴様のサイクロンの効果を無効化!そして破壊!!」
敵キッズ「はいお疲れwwwwサイクロン発動!サイクロンの効果を無効化する効果を無効化しますwwwww」
僕「どちくしょおおおおおおおおお!!」
なんてことが日常的に行われていたのです。
そして時が過ぎ、大人になった僕はこのサイクロンの使い方間違ってがいたことを知りました。
僕の大切なブラック・マジシャンを賭けたデュエルで、
サイクロンの乱用により敗北を喫した僕は彼を許しません。
中山くんお前のことだ。
ブラック・マジシャンはとてもかっちょいいカードですが、
僕の中で最強のカードはサイクロンです。