小学校4年生の夏の衝撃的な事件

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 今日は母の日

 

今日は母の日ということで、自分のオカンに関する話を1つ書きたいと思う。

 

 

僕の両親は僕が5歳の時に離婚したため、僕は母と2人暮らしをしていた。

 

まぁ別にそれ自体を不幸だと思ったことはあまりないけど、

なんせ貧乏だったので、その辺はかなりシビアだった。

 

母「ご飯できたわよ〜」

 

ワイ「よっしゃ!晩飯や!(シュバババ!(リビングへ向かう音)」

 

ポッキー「オレが晩飯やで」

 

ワイ「」

 

 

 

お分かりいただけただろうか?

そう、テーブルの上にコップに盛り付けられたポッキーが置いてあったのだ!!

カラオケとかで頼んだら出てきそうな感じで。

 

ワイ「お母さん。これはいったい・・・」

 

母「晩御飯やで(タバコスパー)」

 

ワイ「そう・・・(サクサク)」

 

とまぁこんな感じのことが日常茶飯事に起こるような家だった。

 

 

そして迎える小学4年生の夏休み。

 

お昼から友達と遊ぶ約束をしていた日の午前中。

出勤前の母に急に呼び出される。

 

 

母「ワイ、ちょっと来なさい。」

 

ワイ「なんや(何か悪いことでもしたっけ?いや、あれはまだバレてないはず・・・)」

 

なんだかんだで親というもの怖い対象だったので、

不安を抱きつつリビングへ向かった。

 

母「正座。」

 

ワイ「はい・・・(絶対怒られるやつやん!)」

 

母「大事な話や。よく聞きや。あんたは立派にここまで育ちました。本当によくやりました。なので、お母さんの子育ては本日をもって終了します。

 

ワイ「??????????」

 

母「ということで、強く生きていくんやで。毎日500円渡すから、これで自分の必要なものとか、ご飯とか食べて、しっかり生きるんやで。」

 

ワイ「・・・はい。」

 

唐突な子育て終了宣言

 

とりあえず毎日500円もらえてラッキーだと感じた僕は

このことを友達に自慢したらお前のオカン頭おかしいって言われた。

 

 

なんだかんだ夕飯は作ってくれることが多かったので500円でお昼ご飯を買ったり、

(学校が始まってからは給食があるので本当にありがたかった。)

うまい棒などで腹を満たして、残りのお金を少しずつ貯めて友達と遊びに行ったりと、

中々充実した小学校生活を送ることができた。

 

 

 

そんな母も今年で55歳になる。

実家にはしばらく帰ってないので、顔でも見せに行かなくてはなぁと思う。

 

おわり